スペース蛍

スペース蛍

スペース蛍とは?

スペース蛍は、ニチガスがソラコム社と共同開発した新型NCU※。ガスメーターをオンライン化し、自動検針や開閉栓、保安データの取得を可能にします。小型で導入コストが安いのが最大の特徴で、取り付け時間はたったの約2分。いままで検針や開閉栓にかかっていた業務コストを削減できるうえ、取得可能なガス使用量データのボリュームが、従来の720倍に。また、データが迅速に取得できるので微小漏洩などが確認でき、保安の高度化にも貢献します。スペース蛍で取得したこれらのデータを活用することで、供給プランの最適化につなげることができます。

NCUとは、Network Control Unitの略。ガスメーターの使用量データを電子的に読取り、フォーマット変換の後に無線を使ってクラウドへ送信するIoT装置。

スペース蛍でできること

スペース蛍でできること

自動検針

スペース蛍を導入すれば今まで検針にかかっていたコストのほか、車で訪問する際のCO2排出量の削減にも繋がります。また、スマートフォンアプリ、マイニチガスと併用することで、ガス使用量を画面上でお客さまにお知らせすることができるため、検針票の発行も不要に。検針にかかる業務負担を一気に軽減することができます。

マイニチガスについて

1日24回データを取得し、翌日にまとめて送信できる

スペース蛍の特長は、そのデータ取得量にもあります。スペース蛍を設置することで、今までは月に1回しか検針していなかったガス使用量のデータを1日24回(毎時間)取得できるようになります。これにより、ガスの異常に素早く気づくことができ、保安面でも役立ちます。さらに、リアルタイムのガス使用量を把握できるようになるので、これまでは「予測」に基づいて行なっていた製造を「実際のガス使用量」に基づいて行えるようになり、仕入れから配送までのプランも無駄なく設計することができます。

エネルギー託送について

導入・運用コストの低さ

スペース蛍は導入が簡単なのも利点のひとつ。取り付けにかかる時間は約2分と、設置も簡単です。さらに、自社開発の強みを活かし、不要な機能は搭載せずシンプル化することでトータルコストを従来型システムの約半分に。リチウムイオン電池で10年間自立稼働できるので、運用コストも抑えられます。また、スペース蛍は、ガスのみならず他のインフラ等でも運用ができます。

通信の安定性

スペース蛍の通信規格は、SigfoxとLTE-Mのハイブリッド。ベースコストの安いSigfox版を基本とし、通信環境の悪い所のみでLTE-M版を使用するハイブリッド型の運用により、安定した通信とローコストの両立に成功しました。また、世界約130ヵ国での通信に対応しており、世界中で導入が可能です。

通信の安定性を表す画像

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